【選手レースレポート】東海シクロクロス 愛知牧場 Day1, Day2(JCX) 小田 恵利花

◆東海CX愛知牧場2days
東海シクロクロス第5戦愛知牧場
◇天候:雨のうち曇り、レース中は曇り
◇コースコンディション:ウェット
*フロントタイヤ:Vittoria TERRENO MIX1.6bar
*リアタイヤ:Vittoria TERRENO MIX 1.6bar
◇結果:2位
JCX第8戦東海シクロクロス第6戦愛知牧場
◇天候:雨のうち曇り
◇コースコンディション:ウェット
*フロントタイヤ:Vittoria TERRENO MIX1.5bar
*リアタイヤ:Vittoria TERRENO MIX 1.5bar
◇結果:4位

2日間とも雨により泥ではあったが、泥の性状の違いにより、日ごとにコースの印象が異なっていた。
1日目は、泥状の区間と土が耕され柔らかく深めに沈む区間があり、泥がバイクやリムに纏わりついて重さを感じた。一方で、2日目は、前日と当日に降り注いだ雨の影響で水っぽい泥となり、泥がまとわりつく区間も泥の重さを感じる箇所も減って少なくなっていた。
数m押しただけでフロントリアどちらもホイールが完全に回らなくなったり、バイクが自立するほど重くて深い泥や水分が多くシャバシャバだがケイデンスが落ちるとバイクごと沈み立ち往生するようなオランダやベルギーの泥とは違った。
愛知牧場は、泥の層が浅く、硬い地面があるので、芝が残っているところや荒れてない路面を走るよりも濡れている路面の方が、走りが軽く、土にフロントホイールが取られることもなく、バイクコントロールしやすかった。
また、バイクは泥まみれではあったが、路面の水分が多かったことで、水溜まりや砂利区間で泥が落ち、走行が重くならなかった。そのため、2日間ともピット交換によるタイムロスを減らすことを優先し、ピットでバイクチェンジを一度もせずに走った。
試走時間やレース中にチェーン落ちしている選手が多かった。しかし、幸い1度もチェーン落ちすることもパンクやメカトラになることなく、最後まで集中して走ることができた。
1日目は、1位の選手に粘っていけるとこまで粘るつもりが過剰なブレーキングによりみるみる離されてしまう。
2日目は、3位争いに焦点を置き、1周目はピッタリと後ろにと思ったが、ピット後のちょっとした砂利の登坂やシケイン前のモーモー坂(イナーメ坂)、シケイン、ゴール後の登坂で遅れをとる。
泥土の下りやコーナーで差を詰めて3位の選手にジョイントするも、登坂で引き離され、3位選手との差が徐々に広がる。落車もメカトラも一度もなかったのに、最終的に3位選手と1分の大きな差がつき、表彰台を逃す。
雨でウェットコンディションによりコース変更があり、タイムを稼ぐことができるコーナーエリアが2箇所減ってしまった。しかし、苦手な階段区間が除外され、得意とするウェットコンディションでのレースだったが、リザルトに繋がることができなかった。
次戦は、JCX最終戦の関西シクロクロス二色の浜グランプリ。
JCXランキング5位死守できるように、やれることをちゃんと準備して挑む。

📸 Kikuzo様