【選手レースレポート】茨城シクロクロス 取手ステージ  小田 恵利花

茨城シクロクロス GALFER PRESENTS取手ステージ
◇天候:晴れ
◇コースコンディション:ドライ
*フロントタイヤ:Vittoria TERRENO MIX1.55bar
*リアタイヤ:Vittoria TERRENO MIX 1.68bar

◇結果:優勝
試走は、チームメイトの浅井さんとコーナーの入り方を重点的に確認し、加速する箇所、脚休めの箇所を決めていった。
林間コースの細かなコーナーの失速と低速で入るキャンバー越えの箇所に課題が残るまま、出走となった。
平坦直線区間の重視で空気圧を高めに設定。ドライでパサパサしている箇所があったので、フロントタイヤの空気圧を下げて、グリップ力を高めた。
スタートは、力みすぎて出遅れるも、イン側からアウト側に入り、ホールショットGETする。第1コーナー明けで、2位の選手と横並びになるタイミングがあったが、躊躇せずに前へ。
試走で浅井さんにアドバイスを頂いたことを思い出しながら、コーナーの入りと出方を意識し、なるべく失速しないように心がけた。
途中シケインに斜めから入った際に、引っかかり転倒し、大きなタイムロスが生じてしまった。
しかし、坦々とペースを刻んでいき、一度も前を譲ることなく、ゴール。
今シーズン最終戦を表彰台の中央に立って締めることができ、少し安堵している。
今シーズン前半は一度自分のリズムが崩れるとすぐに切り替えられず、シーズン後半は苦手なランや登坂でタイム差をつく展開が目立ち、歯痒く、苦しいシーズンを過ごしていた。
いつもお世話になっているNASK Tradingの小長谷さん、Athletuneの三上さん、チームメイトの元へ念願の笑顔で帰ることができた。
今シーズンは、JCX・JCFランキング6位、優勝4回、2位2回、3位1回、表彰台を逃すレースが多くあった。また、JCXでは1度しか表彰台に立つことができなかった。
来シーズンは、一つ前のパックで戦い、JCXでも表彰台争いに加わりたい。また、UCIポイントを2桁以上獲得し、出走権利獲得できなかったSuperprestige Heusden-ZolderとDiegemが参戦できるようにフィジカルを上げていく。
多くの方々に助けられ、支えられて、万全な状態で今シーズン国内外のレースに参戦することができました。
ピットサポートして頂いた大沼さん・玄蕃さん・浅井さん、試走&アドバイスをして頂いたアレックス・佐川さん・浅井さん、チームサポートして頂いた森さん、メカトラゼロのバッチリなバイクにして下さった諏訪監督、本当にありがとうございました!

📸 Kazutaka Inoue