【選手レースレポート】シクロクロス東京 佐川 祐太


佐川祐太
JCX#10 シクロクロス東京

日時:2023年2月12日
場所:お台場海浜公園
天候:晴れ
コースコンディション:Dry
出走カテゴリ:ME1
結果:30位(-2Laps)

〜使用機材〜
バイク:RIDLEY X-NIGHT
タイヤ:Vittoria TERRENO DRY TLR (F1.60bar R1.65bar 体重67㎏)
ホイール: NASK Trading original Tune hub
ブレーキローター:GALFER
チェーン:KMC
ハンドル:ITM 440mm
ステム:ITM 110mm
シートピラー:ITM
バーテープ:ITM
サドル: PROLOGO scratch m5
ウェア:Bioracer
アイウェア:SALICE 027
シューズ:Northwave Rebel3
ソックス: Northwave
インソール: SOLESTAR TOUR
グローブ:FIST
ヘルメット:ABUS STORMCHASER
ケミカル: MUCOFF
補給食:ATHLETUNE
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ
リカバリーウエア:COMPRESSPORT
アフターウエア:おたふく手袋

5年ぶりに開催されたシクロクロス東京。日曜日のレースはJCXランキング35位以内+前日のレースで3位までに入ると出場する事ができるが今回は30名での出走となった。80%ルールは適用されず先頭にラップされても走る事が可能だった。

今回はBIB24番で後方からのスタートとなった。スタート後に右に曲がり砂浜に突入するため、渋滞でラインがふさがってしまう序盤は無理しても消耗してしまうだけなので2周目以降から本格的に上げていく作戦とした。

スタート後は作戦通り、消耗を避け体力的に余裕を残せていたので、これからペースを作っていこうと思っていた。
しかし2周目に入り右脚のペダルがはまらなくなってしまいペースダウン。最初は砂が噛んで入りづらくなっているだけだと思ったが全く入る気配が無い。
ピットインしてシューズ裏を確認するとクリートのネジが片方外れてプレートが変形してしまっていた。今回はスペアシューズをピットに準備していないという痛恨のミス。とりあえず諦めてそのまま再スタート。
片足ペダリング状態に苦戦しながら走っていると突然ペダルが入り今度は外れなくなってしまいバランスを崩して転倒。砂浜なのでダメージは無いが、なかなか外れずに苦戦してここでも大きなロス。これは駄目だと思い再度ピットイン。
ピットではクリートを探してきてくれており交換をお願いした。この段階で先頭にはラップされている状況。急ぐ必要も無いので交換が終わるのを待っているつもりでいたが、ありがたい事にシューズを片方貸してくれる方がいてすぐに再スタート出来た。ビンディングペダルのありがたみを感じながら1周してきて自分のシューズへ交換。
すでにダントツの最下位なので後ろをチラチラ見ながら背後からくる上位選手の邪魔にならないように走る。砂の轍を外して邪魔しないようにランニングしていたが地味にこれがキツかった。もうレースにはならず走る意味もないけどせっかく沢山応援してくれている人がいるので走り続けた。最終的に-2LAPの最下位でゴールとなった。

沢山のギャラリーの中しっかりと走れなかったのはとても残念。普段なら砂とランニングでかなりキツいこのコース。トラブル以降はレースになっていなかったのもあり、観客を横目に会場の雰囲気と砂の乗車を楽しみながら走っていた。良くも悪くも楽しく走る事が出来たので途中でリタイヤしなくで良かったと思う。来年はしっかりと走れるように事前準備とコンディショニングを行いたい。

シューズを貸してくれた方、対応してくれたピットスタッフには感謝してます。ありがとうございました!
こんなグダグダな感じでも最後まで応援してくれた皆さんもありがとうございました!
シーズンも残すところあと僅かですが、引き続き応援宜しくお願いします!

photo by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)