【選手レースレポート】シクロクロス東京 積田 連
JCX#10シクロクロス東京
カテゴリ:ME1 TOP35
リザルト:7位
コンディション:ドライ
●使用アイテム
ホイール TUNE
タイヤ VITTORIA terreno dry 前1.20bar 後1.30bar
ハンドル/ステム ITM
サドル PROLOGO scratch m5
チェーン KMC
グローブ FIST
ウェア類 BIORACER
ヘルメット ABUS gamechanger
シューズ/ソックス NORTHWAVE Rebel3
補給食 ATHLETUNE
スタートオイル イナーメスポーツアロマ
インソール SOLESTAR control
コンプレッションソックス COMPRESSPORT
遠征バック CANNIBAL
ケミカル MUCOFF
アフターウェア類 おたふく手袋
●レースレポート
シリーズ最終戦は5年振りに同会場で開催されるシクロクロス東京。1月の全日本選手権で結果を出せなかったことから、このレースを今シーズンのピークとしていた。先のJCX蔵王ラウンドでは比較的追い込んだレースができて、調子は右肩上がりと思われたが、2週間前に集団食中毒に巻き込まれ、体重が2kg減ってしまった。PWRはそれほど落ちていなかったが、不安要素となってしまった。
会場は港区のお台場海浜公園。私からすると大都会だ。コースは5年前と変わらず、公園内の林間セクションとサンドセクションがメインのパワーコース。
今回の目標はトップ10に入り、JCXシリーズランキングもTOP10を確定させること。
BIBは12番でグリッド3列目。メインストレートが狭いうえに短く、1周目で前に抜け出すことは非常に高難易度であった。レースがスタートし、集団内でサンドセクションに突入する。早めに海側のラインに入り、最短距離で前に出ていくと、思いがけず一気に4番手まで上がることができた。この周は後に優勝する竹之内選手の後ろに付き、走り方を勉強させてもらった。コーナーの抜けや砂捌きがスムーズで別格だった。先頭集団のペースだと私には明らかなオーバーペースであったため、3周目からはペースを落とし、後半の番手争いにそなえていた。来年以降はこのペースを維持できるレースをしなければいけない。
中盤は加藤選手と7番手争いのパックになった。林間では加藤選手が、サンドセクションでは私が優位と感じ、今後の立ち回りを考える。7周目付近から加藤選手が15秒ほど先行し、展開が変わってきた。それ以上に広がらないようにとサンドセクション、ストレートで失速しないように意識していたが、いつの間にかペースアップできていたようで最終周では5秒まで詰めることができた。最終周ではサンドセクションの前半でアタックし、2~3秒のリードを得た。最後まで踏み切り、7位でフィニッシュ。
JCXランキングも最終9位で終えることができ、ほっとしている。
しかしながら序盤のペースの維持とバニーホップの重要性をひしひしと感じた。来シーズンの課題としたい。
今回、大歓声の中でレースができてシクロクロスの楽しさを改めて感じることができた。
会場では沢山のご声援ありがとうございました。スポンサー、サプライヤーの皆様、いつもありがとうございます。今シーズンはもう1戦出場する予定ですのでよろしくお願いします。
SNEL CYCLOCROSS TEAM 積田 連
photo by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)