【選手レースレポート】茨城CX 涸沼 佐川祐太
茨城シクロクロス涸沼
日時:2023年3月26日
場所:涸沼自然公園 野鳥の森
天候:雨
コースコンディション:Mad
出走カテゴリ:ME1
結果:4位
〜使用機材〜
バイク:RIDLEY X-NIGHT
タイヤ:Vittoria TERRENO WET (F1.45bar R1.50bar 体重67㎏)
ホイール: NASK Trading original Tune hub
ブレーキローター:GALFER
チェーン:KMC
ハンドル:ITM 440mm
ステム:ITM 110mm
シートピラー:ITM
バーテープ:ITM
サドル: PROLOGO scratch m5
ウェア:Bioracer
アイウェア:SALICE 027
シューズ:Northwave Rebel3
ソックス: Northwave
インソール: SOLESTAR TOUR
グローブ:FIST
ヘルメット:ABUS STORMCHASER
ケミカル: MUCOFF
補給食:ATHLETUNE
アップオイル:イナーメ・スポーツアロマ
リカバリーウエア:COMPRESSPORT
アフターウエア:おたふく手袋
シーズン最終戦は雨の中での開催。数日前から降っている雨でコースの大半が泥の路面となり、奥のキャンバーセクションは乗車不能な状態。田んぼの中を自転車を担いで登坂して下りは滑り落ちていくようなイメージ。昨年走った時よりも泥は深くコースとしては別物になっていた。
本降りの雨でコースが泥ドロなのは事前に分かっていたので、タイヤは準備していたVittoria TERRENO WET一択。
試走で良い感触を得られたのでメインバイクにWETを装着。スペアバイクはMIXで走ることにした。
BIBは5番で最前列スタート。無事にスタートを切る事ができて直後にある舗装路の登坂に入る。苦手な区間だったがポジションを落とす事なく4、5番手位で登り切って泥のインフィールドへ。スリッピーな路面に手こずっている選手が多い印象だったがタイヤチョイスが良かったからかミス無く走る事ができた。ゴール地点を通過する時には2番手の好位置。
そこから裏のキャンバーを抜けるまでに4番手に後退してしまったが、2番手と3番手はチームメイト。3番手のアレックスは一緒にいくため少しペースを落としてくれていたようだが、自分はオーバーペース気味でついていけずに見送るかたちに。ここで一緒にいければ協調してペースを上げれたかもしれないが力及ばすに単独4番手。
単独になってからはミスしないように耐えるレースとなった。大きなミスや落車なく周回を重ねていたが、残り3周を残して痛恨のチェーン落ち。自力で復旧出来なかったため仕方なくピットまでランニングを強いられる。幸いにもピットが近かったので後続に追いつかれはしなかったが、内心追い付かれないかとヒヤヒヤだった。
バイクチェンジして走り出したが、スペアバイクのMIXタイヤは今回のコースコンディションではグリップが甘く、走り出してしばらくは滑ってミスを連発。ある程度コントロールはできたがペースダウンしてしまった。そうこうしてるうちに最終周回に入っていたのでバイクはそのままでゴールまで。4位でのフィニッシュとなった。
今シーズンラストレースは最も過酷なものになったが怪我無く無事に終える事が出来てホッとしている。欲を言えば表彰台に乗りたかったがレースを終えてみて実力的に厳しかったと感じる。今シーズンの表彰台は一度だけで厳しいシーズンとなったので来シーズンはレベルアップしてもっと高いレベルで闘えるように頑張りたいと思う。
あっという間のシーズンでしたが、スポンサー様、サプライヤー様、チーム関係者の皆様に支えられて乗り切る事が出来ました。ありがとうございました。
またレース中は沢山の人に応援して頂けて力になりました。来シーズンも頑張りますので応援宜しくお願いします。
photo by Kazutaka Inoue