【選手レースレポート】御殿場CX 向山 浩司
湘南CXが手掛ける御殿場シクロクロスでした。
初開催の会場でしたが、コースレイアウトは信州シクロクロスのような
タフでテクニカルな走り応えのあるコース。駐車場からコースまでのアプローチも近くて非常に
良い会場でした。ぜひ次回も参加したいです。
コースの特徴は傾斜地にコースが作られて登りと下りがはっきりしており登りが踏めないと苦戦する感じ。
下りは火山灰が混じった土壌で、コーナーでグリップが抜ける箇所が有りテクニカル。
2箇所耕された土(と言うか砂のような感じ)の部分はライン取り間違えたら乗車できない感じで面白い。
コンディションが上がっていればすごく楽しめそうなコース。
タイヤはVittoria Terreno Dryをチョイス。
オールラウンドのMIXか、ノブが無いDRYか迷ったけど、富士山の火山灰の土壌なのでコーナーでタイヤが抜けることが多く、ノブがどのみち役に立たないし、耕されたセクションは砂抜けが良いのでノブ無しが有利なので。
そしてレーススタート。
相変わらずコンディションを上げていく最中で思う様には踏めないので淡々とペースを刻んで走る。
ポジション争いで無駄足使ったら自滅してしまうレベルだし、そこまでにしてポジション死守するほど人数も多く無いので。
登りはけして踏めてるとは言えないけど、下りはだいぶ気持ち良く攻められる。
下りのリズムが合っているみたいだし、砂区間も最初から攻略出来ていてアドバンテージを感じる。
火山灰でグリップが少ないタイトコーナーはイン側の足を出してコンパクトに曲がる。
イン側足出しはペダルのはめ直しで立ち上がりが遅れがちだが、下りが続く中からロスも少ない。
登りの遅れを下りで補う感じで淡々と走り5位。
前後のメンバーを見ると今のコンディションなら妥当かなと言う順位で終了。
土浦と条件が違い過ぎるのでコンディションが上がったのかは分からないけど、前回よりはマシなレースが出来た気がする。
引き続きトレーニングして野辺山くらいまでにはいつも通りかそれ以上のコンディションまで上げていきたいです。
photo by K.kazuma