【選手レースレポート】茨城CX #2 土浦 向山 浩司
10/10はJCX開幕戦、茨城シクロクロスの土浦ステージでした。
今シーズン最初のほぼフルメンバーのレース。
昨年に比べてシーズンインまでの準備があまり思うように勧められなかったことは事実ですが、そんな中でも可能な限りのパフォーマンスを発揮したいところ。
そして久しぶりのバイク交換が必要そうな泥レース。
ここ数年は泥レースが殆どないレースが続きましたが、今シーズンはなんとなくマッドレースが多いシーズンになりそうな予感。
後片付けが大変だけど、それはそれでライダーの技術が鍛えられて悪いことではないなと。
試走した感じでは雨は上がっているのでタイヤをマッド用のVittoria Terreno WETにするか、ノーマルなVittoria Terreno MIXにするか迷いどころだったけど、久しぶりのマッドでライディングスキルに不安も有るので安全運転でマッド仕様を選択。泥で手こずるような場所は少ないけど、コンディションが上がっていないので深い泥はトルクが掛けられず自転車が走らない。今の自分には厳しいレースになりそうな予感。
そんな中レースはスタート。
スタートは端からきれいに上がれて上手く行ったけど、舗装が終わった途端に失速して逆にポジションを下げる。
と言うか、
自分では前の選手について普通に走っているつもりなんだけど、どんどん前に入られる。
踏めてる時はこんなことはないけど、踏めてない時と言うのは立ち上がりのダッシュのかかりが悪いのか、隙が多いようでバンバン入られてポジションが下がっていく。踏めてないのは明確なので抜いてくる選手一人一人とバトルしたところで、自分の足を削るだけなので入られたら大人しく下がる。
ダメな時は無駄脚っても自滅するだけなので。
分かってはいたが高強度のトレーニングが圧倒的に足りていない。
そうして周りのペースも落ち着いたところで淡々と走り、少しはポジションを上げられたけどいつもより後ろのポジションで周回を重ね、早々と80%ルールに引っ掛かりラップアウト。
まだコンディションが上がっていないのは自覚していたけど、もう少し走れると思っていたので厳しい現状を突き付けられた気分です。
言い訳はいくらでも有るけど、それを言っても何も好転しないので、今ある条件、今あるリソースで出来る限りの努力をして、まずはちゃんとレースを走れるところまでコンディションを上げていきたいと思います。
photo by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)