【選手レースレポート】茨城CX 涸沼 向山浩司

11/28は茨城シクロクロスの涸沼大会でした。

この週はJCXの能登があり完全に裏番組でしたが、連戦連戦で疲れていたので、能登より近い涸沼で全日本前の最後のレースに臨みました。

試走中、幅1.5mほどの用水路があり、どう考えても降りないと難しいセクションだったのですが、トライして見事に前転しました。
ぬかるんでる場所にややヘルメットを持って行かれて、首がボキって凄い音していたので、脊髄やらなくて良かったなと。。。

11月の連戦では、前戦の反省点を次のレースで改善を試みるような感じで色々やっていて、涸沼でも、烏丸で攻めた試走をしなかったことを後悔したので、その反動で攻め過ぎたような感じ。
結果は伴わなかったけど、色々トライはしてみた11月だった。

路面コンディションは霜が溶けてぬかるんでいる部分が有るものの、コーナーはドライ。
何か所はかなり耕されてドロドロのセクションが有るものの全て直線。そのためタイヤ選択はVittoria TerrenoDRYをチョイス。
直線の踏みを優先しつつ、ぬかるんでいる場所がコーナーではないので、このタイヤで充分行ける感じ。

そんな感じでスタートへ。
ゼッケン2番。最前列センターからスタートで不通にホールショットが取れた。
そのまま最初の渋滞が起きそうなテクニカルセクションを先頭で通過。
でも、レースの先頭を引っ張るなんてあまり慣れていので、ここから先はどんなペースで行こうか迷い、一気に1時間淡々と踏めそうなペースに落としたら、数人の選手にあっさりパスされてしまった。
でも、抜いて上がった選手も最後まで持ちそうにないペースでプッシュしているだけなので、ペースを上げることなく静観してしまった。
この消極策は良くなかった。前戦の烏丸ではパックがけん制するのを嫌ってガンガン前を引いて垂れてポジション落として悔しい思いをしたけど、それでも消極的なレースをするよりは攻めて潰れる方が良かった、

そしてこの後の展開はドンドン後手に回り、微妙なペースを守りながら6位でゴール。
手を抜いたつもりはないが、前半に勝負に行かなかった消極策が響いた情けないレースだった。
今後は前半勝負できない奴は後半の勝負できないだと良く肝に銘じよう。

photo by Kazutaka Inoue

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