【選手レースレポート】全日本選手権 飯山 小林慶次

今シーズン1番の目標としてきた全日本選手権。ポイントも絡んでくるため慎重に調整を重ねてきた。前日に現地入りし、コース試走。コースは泥が多く、ランが多いことがわかったので密かに狙いを定めていた。前日は天気が悪かったので早々に試走を切り上げた。レース当日は天気は良くなったもののコンディションはむしろ悪くなったように感じた。昨日の試走で身体にダメージが思った以上に残っていた。アップはランが多いレースとみて、ローラーにプラスしてここ最近はあまり採り入れていなかったランで刺激を入れる。
レースは2列目のスタート職人の連君の後ろに位置取り。スタートすると珍しく連君がクリートキャッチに失敗したので迂回。アスファルトを終えて泥セクションに入るところですぐ前にいた功太郎君が落車。ギリギリで避けることは出来たものの軽く滑って止まってしまう。自転車から降りてランでパス。この時点で先頭と少し間が空いたがランセクションに向けて焦らず進んだ。ラン区間がかなり多かったためいつの間にか2位まで浮上していた。2周目の途中で功太郎君に抜かされた。3周目の自転車担ぎでペダルが膝に当たってしまい足首に全く力が入らない状況に。とりあえず、歩いたり止まったりして回復を促す。少し時間が経つと回復し、また前を追い始めた。4周目の途中で一成君に抜かされついて行くことが出来なかった。結果は5位。表彰台が少しでも見えただけに悔しさとUCIポイントを取れたことの喜びの気持ちを抱えてレースを終えた。今回のレースではピットに毎周回入り自転車を交換した。ピットに入る経験は今回が初めてだったが事前に練習していたこともありスムーズにバイクチェンジができた。
今回のレースは本当にサポートの重要さを改めて感じさせられた。サポートがなかったら走りきれていなかったと思う。
サポート、応援してくださった方々、ありがとうございました!
次は福島空港と少し時間が空くので、苦手の克服やリフレッシュに時間をあてたい。シーズン後半、今後はレースの中止もあると思うので一戦一戦大切に走りたいと思う。

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