シクロクロス東京 藤田拓海
日本で行われているシクロクロスレースで唯一、東京のど真ん中で行われるシクロクロス東京。
しかし、今年で最後となってしまうらしい。
そのことも踏まえた上で今年は走りでも盛り上げてやると決めていた。
今回のコースは初年度に行われたレイアウトと似た超ロングサンドエリアが観客にとっては見もの。
選手にとってはここの攻略で差がドッとつくエリアであった。
試走の時点では全くコツが掴めず乗れずじまい。そのままアップをしレースへと挑んだ。
スタートは上手く決まり、6番手程でコーナーを曲がる。
しかし、サンドエリアへやってくると番手を一気に落としてしまう。
このままではマズイ。その思いでペースを上げようとしたがサンドエリアでのランが他の選手に比べ致命的に遅かった。
周回を重ねるたび、前との差が開いて行き、あっという間に先頭にラップされてしまった。
まだまだ諦めたくなかったが、後続に迷惑を掛けない為にも後ろばかり見るようになってしまい、完全に自分のペースで走れなくなっていた。
結果は31位。本当に情けない。砂浜でのバランス感覚やランでの速さが今回の敗因だと思う。
次戦は湘南シクロクロス。この悔しさをこのレースにぶつけます