湘南シクロクロス#1 藤田拓海
今年最後のレースは湘南シクロクロスの初戦。このコースは修行の様にキツイ階段と、崖の様なキャンバーを登る、いわゆる脚と腰に来るコースだ。
毎年キツイ思いをさせられてるこのコースだが、今年は自分の体調管理もなってなく今シーズンで1番苦しいレースとなってしまった。
レース前日に大学の方の活動で三島の方にいて、そこでいつも以上にお酒を飲んでしまったが為、レース当日の朝はいつもより呼吸が苦しかった。
試走でゆっくりと階段を上っていくものの、全開で走ってる時と変わらない位にキツイ。ヤバイなと思いつつもアップを始める。この時には、いつもの様にアップが出来ていたのでこれならいけるかな?と感じた。
しかし、現実は甘くはなかった。レースがスタートし、チームメイトの澤木選手とワンツー態勢で階段エリアへ。しかし、全開走行での階段は思った以上に負担が大きく、上に着いた時にはオールアウトしてしまい、先頭とどんどん差が開いていく。下りや平坦で追い掛けるものの、1人だったので追い付ける訳も無く、周回を重ねる度に順位を落としていく。
更に事態は悪化し、残り3周辺りで全く呼吸ができなくなっていた。酸素を体に取り込めず、休みたい区間でも常に全開で走ってる様な感じで本当に死ぬかと思った。
順位は13位。全日本が終わって、少し気を抜いてしまい結果この様なリザルトになってしまい、自分としても大変情けないです。来年はこの様な失態を侵さない為にも、更に練習をしていきますのでこれからも応援よろしくお願いします。