【選手レースレポート】JCX 関西CX 二色の浜GP 小田 恵利花
JCX第9戦関西シクロクロス二色の浜グランプリ
◇天候:晴れ
◇コースコンディション:ドライ
*フロントタイヤ:Vittoria TERRENO MIX1.5bar
*リアタイヤ:Vittoria TERRENO MIX 1.5bar
◇結果:8位
JCXランキング5位死守がかかったJCX最終戦。
初開催の会場である二色の浜。私の最大の課題となるランの遅さがネックとなる砂浜が、多く占めるコースレイアウトであった。
試走ではチームメイト達と砂区間を念入りに走り、助言をもらいながら、乗車しやすいライン取り、ランの遅さをカバーする方法を模索した。
砂区間へトップで侵入したかったので、ホールショットを狙っていた。しかし、舗装路スタートなのでかかり重視して普段よりもギア1枚重くしてたことで、漕ぎ出しに出遅れる。
加速したときには前が塞がり、4番手で林間区間へ。
林間区間では追い抜くのに手こずり、2位の選手までの差が広がってる状態で、3番手で砂区間へ。
砂区間では無理せず乗れるところは乗り、早めにランに切り替えるように意識した。
ランの遅さが顕著に出て、すぐさま4位に。その後、2人に抜かれる。砂区間を終えて、舗装路で2人に追いつく。林間区間で追い抜き、また砂区間で抜かれる。
周回を重ねるごとに、砂区間での差がどんどん広がり、追いつき、追い抜くまでの時間もかかるようになり、ラスト2周回の段階で2人に追いつくことも困難な差となる。
最終周回では、砂区間でさらに2人に抜かれ、8位後退。
JCXランキング5位死守できず、6位となった。
林間区間では、前日試走での滑る感じであったが、空気圧の調整や試走で周回重ねライン取りを工夫することで、足休めさせながらも失速を軽減し、コーナーで攻める走りができた。
最後まで諦めずに走りきれたが、笑顔で終える走りができなかった。
来シーズンに向けて、オフシーズンの間に課題にちゃんと向き合い、着実に取り組み、悔いの残らない走りをする。
📸 Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)