【選手レースレポート】CCM 清里丘の公園 小田 恵利花
シクロクロスミーティング第9戦清里丘の公園
◇天候:晴れ
◇コースコンディション:ドライ
*フロントタイヤ:Vittoria TERRENO MIX1.65bar
*リアタイヤ:Vittoria TERRENO MIX 1.65bar
◇結果:優勝
オランダから帰国し、間髪入れずに夜勤からのCCM清里丘の公園に参戦。
オランダ・ベルギーでは、ローカルレースからUCIレースまで計6レース参戦する機会を得て、数え切れないほどたくさんの発見や学びがあった。
本場のレースで学んだことや改善点を意識して、走った。
今回、ME1、MJ同時スタートで、緩やかな登り基調の芝から最後尾。ギアをやや重いのを選択したことにより、一歩出遅れるが焦ることなくジョイント。
スタートしてすぐシングルトラックのため、ME1選手たちの詰まりでスローペース。
開けたタイミングでWE1の選手を交わすときに躊躇してしまい、立ち上がりに出遅れるが、その後はWE1のトップを一度も譲らずにゴール。CCMシリーズ年間優勝もすることができた。
一時はME1の最後尾と15秒差まで詰めたが、下車せざるを得ない登坂や芝の登坂の連続区間で、さらに遅れてしまった。
早々、単独走になってしまったが、起伏の富んだコースレイアウトでのレースを最大限活かし、今後につながる機会とするために、ライン取りや荷重を変えて、バイクの挙動やタイヤのグリップの感覚を確かめた。
3周目、下りの凹で着地をミスし、SHADOW RD+がOFFになってたことで、チェーン落ちしてしまう場面があった。しかし、冷静に対処し、11月の自分の時とは違い、焦ることなく走り続けることができた。
全日本CXでは、シーズン前半の課題だった"焦り"を封印し、自分のリズムを刻みながら最後まで諦めずに今の最大限の力を出し切りたい。
📸 CCM/ 大森美紀様