【レースレポート】JCX#1 茨城CX 土浦 WE 小田 恵利花
JCX第1戦茨城シクロクロス土浦ステージ
◇天候:雨
◇コースコンディション:マッド
*フロントタイヤ:Vittoria TERRENO WET 1.6bar
*リアタイヤ:Vittoria TERRENO DRY 1.6bar
◇結果:5位
10月1日に開催されたCCM第1戦白樺湖からシクロクロスシーズンインし、今期2戦目。
JCX初戦、CCM第1戦同様に冷たい雨が降り注ぎ、マッドコンディション。
今シーズンからVittoria TERRENO DRYを使い始め、白樺湖のコースではマッドコンディションでもトラクションがかかることを体感していた。そのため、今回も走りの軽さに比重を置き、リアタイヤは迷わず Vittoria TERRENO DRYをチョイスした。
レーススケジュールが進むにつれて路面が荒れることを考慮し、フロントタイヤは Vittoria TERRENO WETにした。
午後試走では、ドライコンディションだった前日試走やコースが荒れる前の朝試走の時とは異なり、ぬかるんだ箇所はグリップするが脚にくる重たい区間へ変わっていた。
WE1のレースはMJ・ME2のスケジュールであったため、ぬかるんだ箇所の荒れ具合が午後試走のコースコンディションとは印象がすっかり変わっていた。
ぬかるんだ区間は、チームメイトの浅井選手からMTBのCJレースの時にレクチャーして頂いたことを思い出しながら走り、転倒によるタイムロスを回避できた。
シケイン、縁石の段差越え、斜め階段の苦手セクションに加え、ウェットコンディションによって下車せざるを得ないところが階段とキャンバー登りの2箇所が増えた。そのため、いかにタイムロスの差を埋めるか、余計なタイムロスをしないかが試されるレースとなった。
スタートはスタッフの声に反応してしまい踏み込み遅れ、ホールショットは取れず、舗装路から芝区間のコーナーを3位通過。その後、重みを感じる芝区間で、先頭パックから早々千切れてしまった。
頑張る区間と休む区間のメリハリ、こまめなギアチェンジ、上半身のフォームを意識して周回を重ねた。
ラップタイムは、9:44(スタートループ込み)、9:7、9:8、9:12、9:17、9:28。
前半は心肺が苦しかったが、中盤から脚の疲労が顕著に現れた。
周回を重ねるごとにバイクに泥だらけではあったが、タイヤの泥はけがよくて回り続けているので、タイムロスを踏まえてバイクチェンジせず、走り続けた。
次戦のJCX第2戦東北シクロクロス亘理ラウンドでは、今回よりもさらに長く先頭パックで走れるようにしたい。
📷 Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)