【選手レースレポート】全日本選手権 積田 連
第28回全日本自転車競技選手権大会 シクロクロス
カテゴリ:男子エリート
リザルト:31位(-4laps)
コンディション:ドライ
●使用アイテム
ホイール TUNE
タイヤ VITTORIA terreno dry 前後1.10bar
ハンドル/ステム ITM
サドル PROLOGO scratch m5
チェーン KMC
グローブ FIST
ウェア類 BIORACER
ヘルメット ABUS gamechanger
シューズ/ソックス NORTHWAVE Rebel3
補給食 ATHLETUNE
スタートオイル イナーメ・スポーツアロマ
インソール SOLESTAR control
コンプレッションソックス COMPRESSPORT
遠征バック CANNIBAL
ケミカル MUCOFF
アフターウェア類 おたふく手袋
●レースレポート
愛知県稲沢市のワールドネイチャープラザで行われた全日本選手権。東海シクロクロスではおなじみで砂が名物のコースだ。私にとってエリート1年目のこのレースでの目標は10位以内。前日に会場入りし、入念にコースチェックをした。これまで経験してきた砂とは違ってそれほどタイヤが埋まらず、ある程度グリップする印象であった。私自身のコンディションはというと、年明けに引いた風邪が長引いてしまい絶不調。高強度はおろか運動すらもできないままレースを迎えてしまった。非常に不安であったが、テクニックを存分に発揮することと、残りのレースに向けた高強度トレーニングと割り切って深く考えずに臨んだ。
Bibは9番、コールアップは2列目となった。
スタートは上手く反応し、5~6番手で最初のコーナーに突入する。イン側のラインがスピードに乗せやすく、前の選手が全員インで入ったため、私は咄嗟に轍のないアウト側からコーナーに入った。すると想像以上に上手く前に出ることができ、ピット前を2番手で通過した。しかしながら今の自分には強度が高すぎて頭痛が出てしまい、1周目中盤には10番手程に後退することに。ギャラリーからの歓声や周りの選手のプレッシャーから、いつかはこの先頭パックで最後までレースを走れるようになりたいと強く思った。正直なところ、この後の周回はレポートできるような内容ではなく、ただサンドセクションでスムースに走ることと、周回遅れになるまでしっかり踏み切ることだけを考えて走った。番手を上げることや他の選手と競り合うことなく、-4lapsで足きりとなった。
年に一度の選手権大会で実力を発揮できなかったことは非常にもったいなく、悔やまれる。
今シーズンは残り2レース。最終戦のお台場を目標にコンディションを上げていきたい。
会場ではたくさんのご声援ありがとうございました。スポンサー、サプライヤーの皆様、いつもご支援ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
SNEL CYCLOCROSS TEAM 積田 連
photo by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)