湘南シクロクロス第1、2戦 藤田拓海

ここのコースの特徴は何と言っても長い階段。
乗車できる区間が他のレースと比べてかなり少ないコースだった。

Day1。昼過ぎに行われる試走に時間を合わせるため、いつもより家を遅く出れた。
会場に到着すると、午前中でレースを終えた選手達のバイクに泥が付いていた。話を聞くとコースの一部に水を撒いているらしい。

そして試走。階段は長いし、キャンバーエリアでも乗車出来ない。かなりキツイレースになる事が予想された。

この日のレースはJCXでは無かったので人数は極めて少く、自分にも勝利のチャンスはあった。

レーススタート。龍太郎さんが飛び出して行った所に自分が後ろに付く。その後ろには向山さんと、SNEL3人が初めのレースを展開していく。
しかし、階段区間がやってくると、後続の選手に次々と抜かされて行ってしまう。階段を登り切っても心拍が落ち着かず、かなりしんどかった。
そんな事をしてる間に順位は5番手程に。
しかし、今日は最低限表彰台には乗りたかったので辛いながらもペースを上げる。前がまだ見えていたので気持ちが折れず追い上げられた。
一周を完了したところで、今日のレースが10周で争われる事となった。その後は下りと平坦で前の選手をパスしていった。

残り周回が半分を過ぎた辺りで自分は3位のポジションをキープ。前との差は毎週10秒程に広がっていて追いつけない。
しかし、後ろには4位の選手が10秒前後で迫ってきてた。苦しいながらも、ここのポジションを維持する為ペースを上げた。

その後は前には追いつけなかったものの、後ろとのタイム差を広げる事に成功するし、3位でフィニッシュ。
C1昇格後初めての表彰台という事もあり非常に嬉しかった。レースの展開としてもそれ程悪くは無く、最後までしっかりと踏めていた事は何より良かったと思う。

2Day。昨日の疲労が取れきれず、かなり調子は悪い。しかもコースのレイアウトが前日とは異なり、階段も増えた。そんな中、自分のできる事をやろうと心に誓いレースに挑んだ。

スタートはかなり上手く決まり7番手ほどで階段へと登っていく。階段を登り終えたところまでは良かったのだが、そこからどんどん集中力が落ちていってしまった。

コーナーでのミスはもちろん、前走者の追い抜きでもミスをしタイムを大幅にロスしてしまう。終いには前日の疲労がピークに達し、階段と担ぎの区間では歩いてしまっていた。一緒毎に先頭と1分以上の差を付けられ、残り-4lapで降ろされてしまった。

正直、今シーズンで一番のダメな走りをしてしまった。いくらこのコースが苦手だからと言っても、最後の方は完全に諦めの走りになってしまっていて本当に情けない。次はこんなレース絶対にしたくない…

年内のレースはこれが最後でした。しっかりとリザルトを残して年を越したかったのですがやはり現実は厳しかったです。
次のレースは蔵王になりそうです。次のレースまでは少し間が空いてるのでそれまでにしっかりと練習をして、強くなって年明けのレースに戻ってこれる様頑張ります。

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