STAR LIGHT CROSS 向山浩司
幕張のスターライトクロスは13位でした。
自転車通勤で夜間走行に慣れている自分としては、良い走りをしたい所でしたが、エンデューロは優勝したものの、改めてテクニックの改善が急務だなと痛感する内容でした。
この日はカテゴリー1以外にエンデューロにもエントリーしており、まずはエンデューロのレースから。
実は軽い思いつきからエントリーしたんですが、本チャンのカテゴリー1のレースまで2時間あるからインターバル的にも問題なし、都市型の盛り上がるレースなので、こう言う形で参戦して楽しみたかったのです。
メインレースに向けて足を貯めながらエンデューロを戦いたかったのですが、速い選手と同じ位置で走ってしまい、予想外にハイペースで走る場面もありましたが、メインレースに向けて、エンデューロ中に色々試せたのは良かったです。
強力ライトのVOLT1600があれば本当に昼間と変わらないラインで走れることも確認出来たし、そのお陰で、メインレースでタイヤは前後ビットリアのダイヤ目で行く判断も出来た。
(※当初は暗いから安全策で前輪はノーマルで行こうと思っていた)
そんなこんなで順調に進んだエンデューロレース。
最終版にチームメイトの龍太郎がパンクするハプニングも有ったものの、無事に優勝。楽しいレースでした。
そして次はいよいよメインのカテゴリー1
エンデューロで勝っても、やっぱりこっちでしっかり走れないとダメですからね。
ウォームアップはもう既に脚使った後なんで、クルクル回してクールダウンのようなウォームアップ。
お客さんも集まり盛り上がりは最高潮。
スタート位置は2列目だけど、光君の後ろだからスタートダッシュはバッチリなはずだった。
しかし、踏み出したら右側からものすごい勢いでハスられる。
落車はしないけど、かなり横からグインってきたのでスタートダッシュが上手くできず出遅れる。
それでも1周目は8番手くらいでバチバチと。
翌日のJCXの影響もあり、フルメンバーではないので、だいたい前を争うメンバーはこの辺りまでか。
きれいに列を成して走るけど、クリテリウムと同じで、隊列の後ろの方はコーナーの立ち上がりダッシュがキツくて、あえて少しだけギャップを開けてみる。
しかし、意識的に開けていたギャップが、気が付くと少しずつ開いていく。そして、案の定、速いパックからこぼれる。
こう言う部分については反省が必要ですね。
そこからは淡々と。
前にいるPAXの禄徳くんを追いかける感じで。
VOLT1600ライトで視界も良いし、前後ともビットリアのダイヤ目タイヤにしたので、イーブンペースで走るのは楽。だけど、そこからもう1段上げようと思うと苦しい。
それでも前を捕まえようとペースアップしようとしたら、キャンバー区間でコーステープを繋いでいる杭を踏んでしまって落車。
実は、同じところでエンデューロ中も落車したんだけど、懲りずにメインレースでもやってしまった。
やはり、落車って言うのは切羽詰まった局面でやるとダメージデカいですね。
落車自体の打撲は痛くないけど、転ぶ時に力んだせいで、腰が物凄く痛くなりはじめ、一気にペースダウン。
落車するとペース狂うから絶対やっちゃいけませんね。
そんな感じでラスト3周くらいの時に、一気に4~5人くらいに一気にパスされ、それでもペース戻せず、あえなく80%ルールに引っかかり終了。
落車もそうだったけど、途中でテクニックがないことを痛感する場面が多いレースでした。
ロード出身でテクが無いのは以前からの悩みで、少しずつ改善はしてきたものの、今よりもう1段上の走りをするには、やっぱりテクニックの向上が急務だなと感じました。
エンデューロの時に遼君の後ろに付いた時も思ったけど、小さい積み重ねで大きな差がついているなと。周りの選手と比べてテクニックが劣っているのは大きなハンデ。
フィジカルの向上も勿論重要だけど、速くなるために今やるべきことはテクニック面の向上であることはもう明白。
意識しただけでは何かが劇的に変わるわけじゃないけど、今後マキノ→野辺山→全日本と重要レースが続くので、テクニック面の問題は意識しながら走って改善していかないとダメですね。
いや~、それにしても、今回はたくさんのご声援を頂き気持ち良かったです。
有難う御座います。
まだまだ改善して、次は気持ち良い走りをしたいと思うので、次戦も頑張ります。