【選手レースレポート】Balegem Bレース 積田連
Balegem Bレース
カテゴリー Men U23/Elite混走
コンディション 雨/スーパーマッド
リザルト 不明(-1lap)
使用機材
フレーム Ridley X-night
タイヤ vittoria terreno
ハンドル/ハンドルステム ITM
サドル ASTUTE skylite vt3.0 FLUO
チェーン Kmc
グローブ ErgoGrip
ウェア Bioracer
ヘルメット HJC ibex
シューズ/ソックス Northwave extreme xc
補給食 Athletune
コンプレッションソックス Compressport
遠征バック Cannibal
アフターウェア類 おたふく手袋
ベルギー初戦はkortljikから東に50kmほどのbalegemという街で行われたBレース(アマチュアレース)。
林間の大きなアップダウン(ドロップオフや担ぎの登り)、丘のアップダウン、民家の周りの舗装路やグラベルで構成されていて、路面は舗装路以外はリムが全て埋まってしまうくらいの深いマッドとなっていた。
乾いていればどうってことない傾斜の芝の登りも自分のレベルでは乗車できないようなコンディションだった。
レースはU23とエリート混走。45分ほど時間が押して午後の15時過ぎのスタート。ナショナルポイントを持っていないので、約60名の最後方に並んだ。
スタートはとにかくプッシュして、前にいる人をパスしていった。しかし、他の選手が乗車しているマッドゾーンでも自分だけ乗れない。自分だけランニングをして、さっきパスした選手達に次々とパスされていく。
林間のドロップオフは乾いていてもかなりテクニカルで、深い轍ができて、正直めちゃくちゃ怖い。少しでも轍を外すと吹っ飛んでしまい、怪我を負いかねない。といいつつ、何回も吹っ飛んだ。
後半には体に付いた泥が冷えて、低体温症気味になってしまい、惰性で走っている状態に。身体中攣って、転んで、泥人形になってしまった。
走っているにつれて、マッド時のバイクの進ませ方は何となく体で分かってきた。小刻みに重心を前後させながらトルクを探る感覚。
そしていつの間にかトップが後ろから来ていて、-1lapでゴール。
自分が経験した中では2年前のvalkenburgでの世界戦に次ぐマッドコンディション。いきなり洗礼を受けるような形となった。
体が冷えすぎて、レース後には初めて腹筋を攣った。
こんな過酷なコンディションでもベルギーの選手はしっかりそれぞれレースをしている。
自分にとっては多方面での準備、対応力も必要だ。