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レースレポート

【選手レースレポート】茨城CX#2 向山浩司

いよいよJCX初戦。茨城シクロクロスの小貝川。
例年なら10月初旬に開催されて、そこから本格的なシクロクロスシーズンに突入していくけど、コロナで異例尽しの今シーズンは10月下旬の開催で、1か月後には全日本選手権が控えている。本格的な開幕とともに重要なレース。

言わずと知れた平たん高速コース。
タイヤは平たん用のVittoria Terreno DRYが最適なんだろうけど、集団になった時のことを考えて、前半のテクニカル区間でコーナー立ち上がりで0.1秒でも早く踏み出して前の選手とのギャップを楽に埋められるようにノーマルのVittoria Terreno MIXもアリかなと迷うコース。
結局タイヤは試走の時の感触が良かったから、平たん用のDRYを空気圧下げて使うことに。

あと今シーズン、サングラスはSALICEの新作の023を支給されているが、僕は薄めの色のレンズじゃないと見えない時があって、木陰に入った時にしっかり視界を確保するために、いつも薄い色のレンズを装着して用意している006をかけることに。晴天ゆえに見えない時が有るので。

いよいよスタート。
舗装路のスピードが出る区間が向かい風だから、集団の方が有利だし、そうなると少しでも前の集団でレースを進めたいので、スタートは超集中して無理してでも前を取っていきたい。

でも、結果的に無理し過ぎた。。。

2列目真ん中からスタート切ると良い具合に加速してスピードを乗せられた。
さらに、1コーナーに向けて集団が左右に割れ、ど真ん中を突っ切るように前に上がる、さらに1コーナー抜けてからの立ち上がりも目いっぱい踏んだら、2コーナーでは5番手(聖、光君、サイチンさん、島田君、自分、チャンプ公平)の並びに、正直言うと、公平の前に出た瞬間、早過ぎるメンバーの中に入っちゃって「やっちゃったな」と思った。お陰でここから90秒間、中切れをするわけにもいかずペース配分とか度外視で全力で踏むことになる。
それでも前の島田君と僅かにギャップが空いてしまい、後ろからチャンプ公平に怒られ「申し訳ない・・・」。

舗装の広いところに出たところでほぼオールアウト。
そこから60分走れるペースに戻そうとしたけど、一度上げ過ぎた後だから、少々ペースを落としても苦しくて仕方ない。
少しずつポジションを落としながらペースを立て直そうとするがなかなか上手くいかない。

そうこうしているとどんどんのどが渇いて仕方なくなってきた。
念のため水を半分入れたfabricのゲージレスボトルを積んでおいたけど、コイツがレース中は水が飲みにくくて仕方ない。
ゲージレスボトルは練習の時はボトルゲージを付けずにボトルがさせてとても便利なんだけど、水が一気に出てこない。
オフロードレースで路面の荒れてないところを見つけて一瞬でガブガブ飲みたい時には正直使い辛い。
こっちもここまで暑くなると思っていなかったので保険で持っていたボトルだったけど、後から考えるとノーマルなボトルゲージにノーマルなボトルをさして出走するべきだった。完全に準備不足。

チビチビ飲んでも一向にのどの渇きは癒えず、おまけにボトルが空になり、水不足で気持ち悪くなってきた。
吐きそうになり、たまらずスロー走行になり、後方からバンバン抜かれる「もう最後尾まで落ちたのかな」と思うくらい抜かれまくりながらなんとかピットにたどり着き、水を乞うと、心優しい誰かがボトルをくれて、その場でキャップを外して浴びるように飲み、再出走。
ちゃんと水を飲めたら気持ち悪さは解消された。

ただ、ここまでのドタバタで壊滅的にポジションを下げてしまい、ペース上げようと頑張るものの、元のペースまでは戻すことが出来ず、80%ルールに引っ掛かりラップアプト。

ただただ情けないレースだった。
何が情けないって、良いスタートが切れたのに活かせなかったし、そのせいで自滅したことが情けない。
「敗因はスタートが良過ぎたことです」なんて、情けなくてジョークにもならない。

ただ、唯一の収穫は、いつもスタートの遅さで悩んでいる自分がキレッキレのスタートが切れたこと。
今後はスタートが決まってオーバーペース気味に1周目をこなしてからペースを作れるよう、今日みたいな場面でも通用する練習をやっていきたい。

次は幕張。
ここ2年、周りの選手に突っ込まれてクラッシュと言う相性の悪いコース。この負の連鎖を断ち切るようなレースがしたい。

PHOTO by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)

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