シクロクロスという競技について

シクロクロス(Cyclo-cross)の起源はロードレースのオフトレーニングの一環からはじまったと言われています。
フランスから発祥したこの競技は、起伏のあるオフロード(土、泥、砂など)とオンロードが織り交ざったコースを周回で競い合います。
道中はバリア(シケイン)やフライオーバーと言った障害物も設置され、時には自転車から下車して肩に担ぎ、乗り越えやランニングなど、技術だけではなくフィジカルな要素も重要とする大変過酷な競技です。

AJOCCについて

一般社団法人 日本シクロクロス競技主催者協会(略称 AJOCC)は、日本国内のシクロクロス競技の普及発展のため気軽に参加できるシクロクロス大会の運営、競技レベルの向上、公平なルールと全国共通カテゴリー制度の実現のために活動しています。
2016年8月より「一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会」として法人化されました。
AJOCC主催レースはシリーズ化されるなど各地で開催されます。

2022-23の主催レース
・東北シクロクロス
・茨城シクロクロス
・シクロクロスミーティング
・湘南シクロクロス
・東海シクロクロス
・関西シクロクロス
・中国シクロクロス
ほか

JCXシリーズについて

JCX(ジャパンシクロクロスシリーズ)ランキング。
AJOCC主催のレースにJCXポイント対象レースを設定しています。
順位によりポイントが加算され、シーズン最終戦終了後にシリーズチャンピオンが決定します。

UCIレースについて

UCI(国際自転車競技連合)
シクロクロスにもUCI主催のレースがあります。
日本ではクラス2のみの開催です。
こちらはJCXとは別にUCIポイントも加算され、世界選手権やワールドカップの出場枠やUCIレースのスタート順確保など重要なレースとなります。

日本で開催されるUCIレース

UCI-C2
・茨城シクロクロス土浦ステージ
・スーパークロス野辺山
・関西シクロクロス 琵琶湖グランプリ
・宇都宮シクロクロス Day1,Day2

JCFシクロクロスシリーズについて

2022-23シーズンより新たに設置されたシリーズ戦。
公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)の公認大会になります。
このレースで獲得できるJCFポイントと、UCIポイントによるランキング上位60名が全日本選手権の出場権を得られます。

全日本選手権について

公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)主催。
全日本選手権カテゴリーは以下となります。

男子エリート
女子エリート
男子アンダー23
男子ジュニア
男子マスターズ
女子マスターズ
男子U15/U17
女子U15/U17

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公益財団法人日本自転車競技連盟