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レースレポート

シクロクロス全日本選手権 中村龍太郎

2017/12/12

今年二回目となる野辺山で開催されたシクロクロス全日本選手権。 事前に知らされたコースプロフィールを見ると、上にぐるっと600m延長しているようで、 パワー系のコースなっているから上位ゴールも狙えるかもしれないと希望をもって現地入り。
土曜日は気温が低く、試走の時は凍っていた。
泥で滑るのはまだ許せても、凍っているのは本当に苦手だ。
転んだ場合クッションになるものがないし、ぱっと見そのまま行けそうだと突っ込んで前輪が抜けるなんて、ロード選手にとっては恐怖でしかない。
まだドロドロで見るからにスリッピーな方がいい。試走はコースを覚えるように時間いっぱいまで走る。 タイヤはWETを1.6BARに決定。
路面が凍っている時はスタッドレスタイヤのようなイメージでDRYを低圧にするのも手らしい。
ただ持ってきていなかったので試すことはできなかった。
日曜日は気温が前日に比べて10℃も高く、朝の時点で-I℃。日中は晴れる予報なのでドロドロになることを望む。
朝一のジュニアのダイキとU23のタクミの力走で刺激をもらい試走へ。
昨日とは打って変わってドロドロの路面。とはいえエリートのスタート時間の14時ぐらいから風が吹いて気温が下がるようなので凍る可能性もある。
空気圧は昨日と同じ1.6BARのまま。
今回のレースで一番の勝負所は大きな溝で、バニーホップのできない僕は飛ぶときに恐怖しかなかった。
前輪を浮かせた後そのままの体制で飛ぶので対岸の斜面に後輪をぶつける。自転車が跳ね上がり暴れるのを必死に抑える。
その度に首がむち打ちのようになり痛い。試走は何とか飛べた。降りて飛び越えるのは確実にロスである。
女子の応援と自分のFEEDBACKでのローラーアップを並行して行いながら、ATHLETUNE黒を飲む。
NAQIのSTART OIL3を塗り、気温が下がるのを見越してBIORACERのレッグウォーマーを装着。
加えてノリオさんに教えてもらった、中敷きの下に同形のアルミホイルを挟んでみた。
レースを終えてから「そういえば足先の寒さを感じなかったな」と忘れるほどに効果あり。お試しあれ。
内側は最初のコーナーで詰まるので、スタート位置は二列目の真ん中外側。
左足スタートに設定するがギアを軽くするのを忘れていた。
笛の音で勢いよく、飛び出せ、ない!重たいギアで出遅れたが、ペダルが遅いのでキャッチは早かった。
せっかくの二列目スタートを台無しにしたが、舗装路でスプリント気味に踏んでポジションを上げる。
バギーコースを抜けて未舗装路の大周回でまたスプリント。8番手まで上がる。
溝の飛び越えで下車していた中里選手を抜いて7番手に浮上。後輪が跳ねて怖かったがやはり乗った方がいい。
前を走る竹ノ内選手と丸山選手とはすでにギャップがついており、一人で追走する時間が続く。
三回目の溝の飛び越えで、後輪が跳ねてジャックナイフのようになり、そのまま制御不能になって杭に突っ込む。
上手いこと受け身をとって再乗車。
小坂父選手に追いつかれパックで進む。シケイン前後のヘアピンでの小坂父選手のミスがあり、先行するところもあったが結局追いつかれてパックで走る。
次の溝ジャンプも失敗して杭に突っ込み、コーステープがクランクに引っかかり自暴自棄。テープを引きちぎって再乗車、ここでかなりの人数に抜かれてしまった。
そこからはミスが目立ち、二回落車。重田選手のディレイラーがもげるというアクシデントで順位を一つ上げるが、前のパックには追いつけない。
後ろから追い上げる山田(大)選手に追いつかれまいとミスなく走って13位でゴール。
ジャンプ区間での落車が響いた形で順位を落とし、ひそかに目標にしていた10位以内も達成できず。
とはいえ、どんなに不格好でも飛ばないと勝負できなかったし、転んでも次の周回で諦めずに飛びに行ったのは個人的に勇気がいることで、やってよかったと思っている。
しかし自暴自棄になったのは冷静さに欠いたと思う。とりあえずCXは一段落で、このままのポイントでいけばシクロクロス東京のエリートクラスに出れると思うので、徐々にロードに移行していきます。
サポート、応援ありがとうございました。

PHOTO by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)

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