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レースレポート

STARLIGHT CROSS(JCX/UCI) 中村龍太郎

三連休の初日のスターライトクロス。
その前にJBCFの幕張クリテリウムに参加する予定だったため、寒河江のハンガーノックの二の舞だけは避けなければならないと食事に関しては前日からがっつり食べておいた。
当日は朝が早かったがクリテリウムの前にCXバイクを会場へ運んでおく。UCIのレースに加えて、会社の先輩方とのエンデューロがあるため、クリテが終わってからすぐに移動しなければならないからである。

偶然近くに停めていたATHLETUNEの三上さんとショウゴ君に自転車を運ぶのを手伝ってもらい、CX会場へ。
既に走った人のバイクを見ると、ロゴが見えなくなるほどの泥。天気は晴れて暖かくなっているが泥ハケが良くないみたいだ。
汚れることを覚悟して、汚れないオンロードのレースへ。結果的にはチームが三人ともまとまって走り、逃げの三人は捉えられなかったが、集団の頭を獲り4位。

レース後はATHLETUNEの青と持ってきたおにぎりを時間とか関係なく補給食のように食べる。
CX会場に行き、会社のチームのエンデューロに参加。すでに時間が30分くらいしかなかったので試走のつもりで二周だけさせてもらう。
VITTORIAのWETが着いたままでの走行だったが、これ以外は考えられないという路面状況。
忍者返しの前に池があって、入るの嫌だとゆっくり行ったら途中でストップ。足をついてしまい靴の中が悲惨なことに。
下った先がスリッピーな泥になっていたりと度胸試しのようなコース。これで暗くなり、しかもUCI規定でライトがつけられないとなると、どうなるのか。

チームピットに戻るとテーブルにお握りやサンドイッチが置いてあり、「自由に食べて」と言われたので有難く戴く。
スタート一時間前までは固形物を食べ、残り一時間はATHLETUNEの黒と白を飲む。もちろんスタート前の赤も注入。
距離が短いとはいえプロツアーのクリテからの連戦で足の疲労は抜けない。アップしようとFEEDBACKに跨るもイマイチ気分が乗ってこず。
寒河江の再来になりそうだと、不安な気持ちでスタートラインへ。

スタートの列はコース左二行目の二列目。前は中里選手。寒河江と同じコミッセールが左の観客のいるエリアに入っていったので息を吸うのは見えず。
笛の音でスタート。ペダルキャッチは失敗したけど無理やり回す。そのまま10番手くらいで最初のコーナーへ。コーナー中にキャッチする。
煌々と照らされたシケインの後が異常に暗く感じて、周りにいた選手と共に悲鳴を上げる。
一回目の忍者返しは先頭がポンポン登っているので割と隙間がある。一番下まで落ちたら終わりなので、できれば自分も一気に登れなくても手が頂上に行くくらいは登りたいと突っ込む。
自分の前を走っていた武井選手が前が詰まったのか、もう少しというところでストップし下車。
それを察知して早めにペダルを外して降りたら、ちょうど武井選手の後ろ回し蹴りが側頭部に命中。星が飛んだけど持ちこたえて何とか超えた。
下に降りて20番弱くらいの位置。ここからは前を走る選手を一人一人抜いていく。
路面が見えない分、逆にビビらなくなり、コーナーの処理とかがいつもより上手く感じる。
洗車機がPITに無いためバイクの交換は最小限と言われていたので、丁寧に走っていたのも良かったのかも。
ブレーキ面に泥が詰まることもあったが、何回かわざとブレーキで擦ったら取れる。バンクの後の二連キャンバーは、一個目はダメ元で行って何回か乗車でクリア。少なくとも前輪だけでも頂上に出れば成功と言っていい。
二個目の斜めキャンバーは個人的には得意で、後輪をスライドさせながらも前輪がまっすぐであれば登り切れる。その後のスリッピーな泥がこのコースで一番足を使うところだが、vittoriaのwetは良く噛んでくれて進んでくれる。
体力は他の選手よりはあるので、ここで何人か抜くことができた。気づけば9位に浮上しており、いい感じで前の目標が見える。

池の後の忍者返しを越えた先のドロップオフからのスリッピーな泥区間で前輪を取られ転倒。コンクリートに体を打ち付ける。
気分が萎えたが諦めず、冷静に冷静にと走る。空気圧は今回1.7barにしたのだけどこれがバチッと嵌った感じでグりップしてくれる。アドバイスをくれた弱虫ペダルの佐藤監督に感謝です。
vittoriaのwetはタイヤのドレットパターンが小さくなったので芝区間でも高速で走れる。長い芝区間でも何人か抜くことができた。
周りの応援がどんどん増えて、走ってるこっちも楽しくなる。こうなってくると周回数とかがどうでも良くなり、個人的にはハイな状態で「転ぶわけがない」と根拠のない自信が湧いてくる。
バイクトラブルに見舞われた丸山さんをパスして6位に浮上。前を走る宮津さんが良い目標となって見えるので、そこまで行きたい!と突っ込みすぎた。残り二周のPIT前の斜めドロップオフで勢いがつきすぎて背の低い木に激突。
前転し、膝を打って自転車が上から降ってきた。後ろを走る誰か(暗さと泥で誰かわからん)のプレッシャーもあったのですぐに乗車。ブラケットが曲がった以外は問題なし。
PITが近かったのが幸いし、バイクを交換。残り一周。放送で後ろから来ているのは門田さんだとわかる。
ひとつのミスで追いつかれるので落ち着いて、かつ踏めるところは踏む。忍者返し、二連キャンバーも乗車ですべてクリアとはいかなかったが、ミスを最小限に留めた。
最後の芝区間をぐるっと回るところに出たので頑張って踏むも、次の折り返しでむしろ真後ろにまで追いついてきていてビビる。
とはいえスプリントになれば勝てる気しかしないので、冷静に先頭でコーナーをこなし、ホームストレートの舗装路に後輪が設置してからもがく。
CXでこんなにもがいたことは無いので、ロードとの違いに戸惑い、ぐちゃぐちゃのスプリントだったが、早々に諦めたらしくかなりの差を持って先着。6位でフィニッシュ。
寒河江ではハンガーノックで走れなくて凹んでいたので、この順位でゴールできたのは自信になった。次戦は三年ぶりのマキノです。
多くの応援と、サポート、ありがとうございました。

PHOTO by Kensaku SAKAI(FABtroni+camera)

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