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レースレポート

茨城CX #2 中村龍太郎

例年開幕戦として参加している茨城CXは、本年度からUCI化したこともあって濃い面子になった。
UCIレースとなって試走時間がレース前に設けられるので朝早く行く必要がなくて助かる。

「あけましておめでとう」という挨拶にCX特有の和気藹々感があってうれしくなる。
千葉県代表として参加した愛媛国体からプライベートな理由で西の方へ巡業しており、引っ越しも相まって身体的なコンディションは最悪。
それでもCX初戦(実際にはCRIFFORDに参加しているが、あれは入れなくていいと思う)となったので、ロードからCXに体が切り替えられないという理由がある。
気楽な気持ちで試走を終え、FEEDBACKの固定ローラーでアップ。

レーススタートが12:30とお昼時だったのでATHLETUNEの黒(グレープ味)と新作の白(オレンジ味)を補給。
スタート30分前に赤も入れて、以前招集に遅れた苦い経験があるので20分前にスタート地点に行く。
コースは昨年に比べて一周距離が延び、スイッチバックが少なく、舗装路区間が長くて自分向き。
スタート位置は二列目の右端に入れた。
ロードレースでも上位に入るようになり、前の方に並ぶことが多かったので、その位置を無駄にしたくないと割と早めのペダルキャッチを心掛けていた。
なのでスタートラインに立った時にペダルキャッチできる妙な自信があった。
というのも今シーズンもMERIDAは変わらず使用しているのだが、コンポがフロントシングル(42)のSRAMに変わっている。
通勤で使用した程度だったが、意外と使い心地が良い。昨年のギアよりも42ギアに小さくなっているので一歩目が軽い。

強面のUCIコミッセールが「30SECOND!」と叫んでからコースの左に捌けてしまったので目で追えなくなり、笛の音のみを頼りにしなければならなくなった。
少し反応が遅れたがペダルは一発でキャッチ。前を走る前田公平選手の後ろにつける。
緩やかな右コーナーでイン側を絞られ抜くことはできず。10番手ほどの位置でヘアピン。
一列棒状に連なり、レーススピードになるとコーナーの侵入スピードと立ち上がりの速度が違う。
久々の感覚に戸惑いながらも、まず転ばないことを意識して徐々に慣らしていく。
序盤はみんな元気で、かつ自分が慣れていないせいで余裕がなく、宙ぶらりんの状態で前の9人を追う羽目に。
コースのリズムがわかってきたところで先頭はバラけ、門田選手、丸山選手、國井選手と4人のパックを形成。

門田選手が離れ、代わりに斉藤選手を捕まえる。
舗装路区間は自分が牽いた方が速いので積極的に声をかけて前に出る。
丸山選手が自分の後ろで落車して離脱。
前を見ると重田選手と織田聖選手が落ちているのが見えたが、先頭はまだ先。
周回板の位置を確認していなかったので残り周回がわからなかったけど、前を走る選手を吸収していく面白さと、コースを攻略するということに集中していたので逆によかった。
聖選手は足が攣ったようで完全にストップしていたので重田選手を吸収して4位パックとなる。
前は小坂光選手が独走を開始したようで1分差がついている。
あわよくば前の二人を吸収して表彰台、と思ったが疲労が出てきて向かい風区間でしんどい。
4位で十分と思ったら残り周回「3」を見てしまった。

集中力が切れて直線区間で僕が先頭に出るのを嫌がった重田選手がコーナーで抜いてきたのに怒ってしまった。
ごめん。
その後コーナーで転びそうになるもペダルを外して踏みとどまる。
コーナーは斉藤選手、國井選手、重田選手に分があるのでどこかで千切らなければならない。
残り一周の舗装路でアタックするとヘアピンで追いつかれてゴールまで前を走られたら捲れないと思ったので、その一周前の舗装路でアタックすることに決める。
舗装路に入るコーナーでミスをして重田選手を前に出してしまったけど、そのお蔭で反応が遅れたので結果オーライ。
そこからは後ろのプレッシャーを感じながらも冷静にこなしていく。
再び舗装路に出るまでに差がついていれば逃げ切れると思っていたので、そこまで集中し続ける。
舗装路を終えるころには前を走る二人がかなり近くなっていたので少し残念だったが、自分の思い通りのレースができた。

4位でフィニッシュはシーズン初めにしては良かったと思う。
フロントシングルになった影響か、チェーンのばたつきがなく、レースを通じて踏み続けることができた。
ギアも42と小さい方だけど、元々回すタイプなのでちょうどいい。
日差しが強く暑い中でのレースになり口が渇いて脱水状態のようになったがATHLETUNEを飲んだおかげでハンガーノックにはならなかった。
BIORACERの新しいジャージは冬用なので暑かったが、汗でジャージが塗れても肌にベタつくことなく脱ぎ着できるのは良いと思った。

次戦は寒河江CX。
スタートから無理をしてでも先頭集団に居続けることが重要だと今回知ったので、茨城と似ている寒河江では表彰台に乗りたい。
応援、サポートありがとうございました。

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