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レースレポート

中国#5(JCX#10) 向山浩司

先週末は下関シクロクロスに出てきました。
なかなか思うような結果は出ませんでしたが、遠征自体はとても楽しかったです。

現在のJCXシリーズのポイント形態では、獲得したポイントが1年間有効なので、全日本選手権後もポイント取得がとても重要。ただ、自分は風邪で湘南大会をスキップしたので、ポイント的にも厳しい状況が続き、この下関での大量ポイント獲得を狙っての参戦でした。

ポイントが欲しい選手にとっては2017年に入ってからの下関、蔵王はとても重要。自分はなかなか両方出るのが難しいので、以前エスペランススタージュでチームメイトだった安藤選手とともにゆかりの地山口県でのレースに勝負をかけることにした。

とは言え、東京から本州に一番西はなかなか遠い。
単独なら飛行機の方が楽だし安上がりだが、CL1に出場する坂本選手も加えて3名なので、機材を多めに運べる利点も考えてクルマで移動。金曜日の深夜に出発し、11時間のドライブで何とか会場に到着。午後にはエスペランススタージュでお世話になったご縁でトークショーなどに参加させて頂きました。

それにしても、この移動は単に遠いと言うだけではなく、どう攻略するかを真剣に考えないといけないと思う。
と言うのも、いずれは下関でUCIレースをやるらしいので、移動負担を軽減しつつ、機材を運ぶ良い方法については思案していかないといけない。自分の場合、ロングドライブはあまり苦にならない方なので、給油と食事以外ノンストップでドライブしてても平気だったが、途中、少し坂本選手に運転してもらったものの、睡眠時間の確保には苦労した。
真剣勝負となれば、1台だけ持って飛行機と言うのまなかなか難しいので、何人かで合い乗りして、仮眠とりながら10時間ドライブするのが現実的なのかも知れない。

そして当日。
会場入りし、準備をして試走に出たが、ここでハプニング。
試走中にクランクが脱落。慌てて駐車場に戻り、クランクを付け直す。プラスチック製のフィキシングボルトが完全に割れていた。

フィキシングボルトが無いクランクを手で叩きながらはめて、ネジをしてコースに戻ったらもう召集時間。
ノー試走で、ノーアップ。もう起ってしまったことはしょうがない。腐らずにポイント獲得のためにやれるだけのことはやろう。

そしてレーススタート。
せっかく1列目からのスタートだったけど、コースもよく分からないし、アップもしていないので、抑え気味に走り出す。見事に位置取り争いで埋もれたけど、1周かけて矢野さんのすぐ後ろまで追い付く。ここから順位を上げて行きたい。

しかし、そんな矢先に次のトラブル。
ディレイラーの調整があまり良くなかったらしく、トルクがかかると歯飛びする。
実はレース前にも変速が少し渋いなとは思っていたけど、問題ないレベルだったので、クランクのバタバタもあり、そのまま対処せずスタートしてしまった。
ところが、泥で重馬場になったコースはトルクがかかる場面が多く、重要な場面に限ってガンガン踏むとギアが歯飛びするような状況で、なかなかペースが上がらない。そこで何周か粘ってみたけど、スペアのバイクに交換する。
実はこのスペアバイク。先ほどクランクが取れた上に、タイヤはマッドタイヤではない上に、バタバタで空気圧の調整が出来ず、空気がパンパンに入っている。案の定、交換すると圧が高過ぎて路面のギャップを上手くいなせない。
そこで再度、メインバイクに交換するが、こっちはこっちでギアの調子が悪い。

ここまで、かなり順位を下げてしまった。マシンの調子も悪いが、そのせいで集中力を切らしてしまったのも事実。加えて、それでも力で押し切るような脚も無かった。このままだと僅かなポイントしか取れない。

そこでラスト3周、腹をくくってスペアバイクに交換する。乗り換える時に自分で空気を抜いてちょうど良い感じにしてスタートする。タイムロスは有ったけど、今はこうするのが一番。
ここからの3周は切れかけていた気持ちの方も立て直し、目の前の選手を抜きに行く。5人くらい抜いてフィニッシュ。自分では最後に追い上げたので何とかトップ10くらいには入ったかと思ったけど、残念ながら11位。もう少し大きなポイントが欲しかった。

けっこう厳しい状況の中でやれることはやったけど、やっぱり厳しい結果になってしまった。

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