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レースレポート

全日本選手権 向山浩司

全日本選手権。
『メカトラと実力不足が重なって目も当てられない走りだった』と言う感じです。
最重要レース、もっとやれると思っていただけに情けないやら、申し訳ないやら。。。

手術して夏の終わりくらいにゼロから始動した今シーズン。厳しい結果ばかりだったけど、少しずつ改善してきて、全日本で良い走りが出来ればと思って臨みました。
レース数日前にDi2のリアディレイラーとバッテリーにトラブルが出てバタバタしたけど、サイクルセンター吉岡とSNELの強力サポートでレースは問題なく臨めました。有難う御座います。

宇都宮のコースは昨年も走ったことのあるドライの高速コース。ここ1週間は雨も降っていなかったので久しぶりにドライコンディションの全日本になると思って準備したので、事前の想定では前後ダイヤ目(ビットリアのダイヤ目タイヤXNはサイドにノブが付いているタイプだから汎用性が高い)で行けると踏んでいました。
それでも、キャンバーが多いので「もしも、ぬかるんだら大変のことになる」と“念のため”マッドタイヤも1ペア持って行きました。ダイヤ目からマッドタイヤまでフルラインナップで準備。全日本ですから、万全を期しております。

そんな中での前日試走。
予想通り、日中にレースをして一部芝生が剥がれていたものの、前後ダイヤ目で充分いける。サイドにノブが付いたダイヤ目がドンピシャにハマるコンディション。バンピーな部分が一切ないので、空気圧もいつもより高めに2.0気圧。

これで万全なはずだった。。。

明けてレース当日。
夜中に霜柱が立った土の上でレースが開催されて、路面コンディションがマッディーになり始める。
朝からレースをすればそうなることは分かっていたが、レースと言っても朝はジュニアとU23。出走人数が少ないので、路面はそんなに荒れないだろうと思っていた。しかし、拓海の応援がてら路面をチェックしに行くと、既にキャンバーは乗車不可能な状態。想定外の事態。慌てて前後ダイヤ目だったマシンを前後マッドに交換して試走の準備。しかし、バルブにトラブルが出てマッドの前輪を失う。“念のため”で1ペア持って来たマッドタイヤだったけど、2ペア持ってくるべきだった。とは言え、土曜日に家を出る時点ではこの状況は想像できなかった。

そして、前輪ノーマル:後輪マッドと言うセッティングで走る。
一番ヤバいのはキャンバー。しかし、前輪をしっかり刺すようにすればキャンバーでズルズル行くのは後輪なので、後輪だけでもマッドだとかなり助かる。

そんな感じで、可能な限りの準備をしてスタートへ。
スタートは4列目。シーズン序盤に取るべきポイントが取れなかったのが痛い。

そしてスタート。スタートは上手くいったと思うけど、そもそも4列目からじゃどれだけ上がったかどうかも分からない。お約束のキャンバーの渋滞に足止めを食らいつつも、直線で抜きながらポジションを上げて行く。

そんな感じで入った2周目、林間セクションの最後の下り。自転車がバンプするのを抑えられずコースオフ。落車はしなかったけど、チェーンを落としてしまう。ワイド&ナローなので復帰に少々手間取る。結局、1周目でバリバリ抜いた分がチャラになるどころか、さらに後ろに沈んだが、『復帰にかかったのはせいぜい数十秒。80%ルールまではまだ5分はある』と、気を取り直してまた1人ずつ直線で抜いていく。

そして次の周回。
今度はレンガの直線区間でまたチェーンジャム。
ピットが近かったので、自分で直さずランニングでピットまで。

そして再び50番くらいの下位のポジションでレース復帰。
このコースは緩急が付いていると言うか、高速で進む区間とテクニカルで一気にスピードダウンする区間に分かれている。そして、この位置でレースを進めているとスピードダウンする区間は渋滞が凄い。ホームストレート後のキャンバーを一気に駆け上がる区間は毎回脚を付く選手が居るし、砂セクションで止まってる選手もいるし、ぬかるんだ区間では、自分が乗車できても、前の選手がランニングしていて降りる羽目に。。。

この位置にいる自分が悪いんだけど、ペースが上げられない。
本人的には力走しているのにタイムが上がらない、悪い時のパターンから抜け出せない。
(※レース後、かなり消耗していたので、全力は出し切っていたようだけど、出し切ってあの走りしか出来ないのがまた情けない)

シーズン中最も重要なレースで、シーズンで一番ダメな走りをしてしまった。
しかも、何がダメだったか原因が分からない。もうただただ情けない。

しかし、レースシーズンは続く、今週末もレースがあるので、気持ちを切り替えて次に臨みたいと思います。
今シーズン中にしっかり結果を残せるよう、またゼロからやれることをやっていきます。

-レースレポート