SNEL CYCLOCROSS TEAM

SNEL CYCLOCROSS TEAM Official WebSite

   

レースレポート

スーパークロス野辺山 中村龍太郎

2016/11/30

土曜日は4時に起きて実家を出発。会場に到着が5:30。
日が昇っていない野辺山は気温-9℃。車の中で待機。
朝の試走が6:30からだったけどコース整備で延びているということで、準備したけど寒すぎて車に戻る。

昼の試走の時には日光が照りつけるが、気温は寒いまま。
凍った泥はそのころには溶けだし、シャバシャバの泥に。
気温の上がった二日目の方が深くホイールが刺さったので、一日目はまだ深部は凍ったままだったのだろう。
試走の段階からレース仕様のvittoriaのmadタイヤを使用。
このタイヤを今回初めて使用したがブロック一つ一つが大きく、ブロック同士の間隔も開いているためタイヤ表面に泥が残りにくい。
少し高い目の1.7barにしたけど十分噛みこんでくれて安心感が違う。

昨年はインフルエンザの病み上がりで日曜日だけ出て、ボロ雑巾になった野辺山。
泥は勢いで漕ぎ続ければ進んでくれるし、ある程度走ったら後輪がスライドするのは慣れて、ちょっとしたロデオ感が面白い。
相変わらずヘアピンは下手糞だけど、前輪が噛んでくれる分、思い切って曲がれる。

レースは19番で三列目。スタートから最初のコーナーは左に曲がるのでイン側は詰まる。
ちょうど三列目のどこ選んでもいい状態だったので、一番右側に並ぶ。
今年もやってきたクリスマスさん(自分の誕生日がクリスマスなので勝手に親近感)の笛の音でスタート。
今回レースが二日間で泥なので靴をニ足持ってきていて、一日目は去年使っていたnorthwave。
久々に使うので感覚が違い、ペダルキャッチミス。
30番手くらいからのレースになる。

泥区間のコーナーで前が詰まっていたので無理せず降りて走る。
これで3人は抜けた。そこからは前に走る選手を一人一人抜いていくことに集中。
周回数は8周になっており、25位くらいにまで上がる。
泥区間で他の選手より踏めて、去年に比べると非常に調子がいい。
UCIポイントの10位以内まで上がることを目標に走る。

松本さんを舗装路に入ったところで捉えたので「ここはローディーの腕の見せ所」と声をかけて先頭を牽く。
しかし、調子に乗ると集中力が欠ける。舗装路終了の地点で路面が凍っており、前輪がスリップ。
左ハンドルを下にして落車。後ろは巻き込まず。
バイクに跨り、再出発。するとSTIがぐらついていることに気付く。当たった衝撃でネジが緩んだか?
そのまま半周走ってバイクを交換。マッドタイヤを一セットしかついていないため、セカンドバイクにはオールラウンドのタイヤがついている。
明らかにグリップが落ちているので、前輪が滑る。何とかイン側の足を外して転ばないようにするが、ラップタイムは落ちる。

半周して帰ってピットに入ると、まだ治っていないとのこと。でも入ってしまったので交換する
相変わらずグラついているが、どうもSTIの部分で動いていなくて、ドロップハンドルの付け根から動いてる。
ハンドルが折れている。そのまま半周走る。ハンドルが折れていてもマッドタイヤの方がグリップするので、走りやすい。
左手は上ハン、右手はブラケットを持つスタイルで走る。ただ、力は入っていない。
また交換してその一台で最後まで走り切れというお達し。

泥のコースはパワーで押し切れるので、テクニックは無いけどパワーのある僕は何人かパスできたが、-3LAPの20位で降ろされる。

幕張で監督が交換してくれたITMのカーボンハンドルがお亡くなりに…
日曜日走らないチームメイトのユキエさんにハンドルをお借りし、次の日も走れることに。

日曜日は気温が上がり、心配していた雨も朝からは降っていなかった。
朝の試走はパスして、昼の試走に出る。
前日と変わった点は林区間のヘアピンが無くなって、ゴール前のヘアピンの距離が短くなり、芝生で折り返せるようになっていたこと。
テクニカル要素が減って自分としては有利になった。
スタート位置は昨日と同じ。違うのはシューズ。
スタートしてペダルキャッチが一発で決まる。
しかし最初のコーナーで起きた落車に止められ、重いギアに切り替わっていたせいもあって再スタートが遅れた。

泥区間で挽回して20位くらいで一周目を終える。
昨日よりも泥が深くなり、みんなが泥区間で苦戦しているところをゴリゴリ踏んで抜いていく。
マッドタイヤは相変わらず地面を噛んでくれて、安心して踏める。
前に走る選手がいつも千切られる選手ばかりなので、抜くことが楽しくなってきて、スイッチが入った状態になる。

調子に乗るなと言い聞かすけど、転ぶ気がしなかった。舗装路は休憩区間としてもがかず、そのおかげで泥区間で冷静に走れた。
昨日転んだところだけアウト側に膨らんで避ける。周りの選手がバイク交換している隙に突き放す。
泥区間で変速するとディレイラーが捥げやすいことは聞いていたので、固定ギアで意識して(この辺の回転数のフレキシブルさはトラックのおかげかな?)泥が詰まらないように水たまりにわざと入って水をかけたりと工夫しながら走る。

小坂父をロックオンしたのが10位くらいか。勢いで勝っているという自信があったので、追いかけているとフライオーバー手前でクランクが力を無くす。
チェーン落ちだと思ってすぐに確認するとディレイラーがぶら下がっている。
ピットは過ぎたばかりなので最悪のタイミング。
フライオーバーを越えてランニングで半周走る。途中外人さんが応援してくれてハイタッチした。

舗装路で10人くらいには抜かれただろうか。バイクを交換して猛追。
タイヤがマッドじゃないので不安だったけど、泥で少し空転するくらいで問題なく走れた。
使わず嫌いでなく、リスクを考えて交換すべきだったと反省。
自分が元いた位置まで上がることは叶わなかったけど、何人か抜いて-3LAPで21位で降ろされる。

昨年の感じからすると野辺山を毛嫌いしている部分はあったけど、タイヤのおかげで攻められたのは大きな収穫。
パワーでいうと上位選手に負けていないと思うので、泥レースでなくてもマッドを使用することを考慮した方が良いかもしれない。

二日連続でパーツを壊し、というか出るレースすべてでパンクやらなんやらでどこか壊している(無事だったのは茨城くらい?)ので非常に申し訳ない。
サポートしてくださるチームの皆さんのためにも、全日本で爆発させたい。

-レースレポート